2017年8月15日火曜日

訴訟案件

お盆休み・・。
ずーっと訴訟関連の意見書をつくるために資料の読み込みと検証するための計算など行っています。
ちなみに、訴えられているのではなく、お手伝いです。

訴訟や調停の意見書作成の仕事を常にいくつか抱えて進めています。時々裁判所で証人尋問を行うこともあります。

お手伝いを引き受けるのは、一般ユーザーの場合もあれば、工務店などの場合もあります。
引き受ける基準は、
■正義かどうか、真実かどうか
■建築基準法等関連法規上正しいかどうか
■人間としてまっとうかどうか
などなどです。

真実や正義はどうあれ、裁判で勝った方が真実になるという考えは大嫌いです!

でも、ドラマのようなそんな話は日常的にあることに驚きます!

世の中様々な人がいるのもで、
とにかくお金を踏み倒そうとクレームに次ぐクレームを言ってくるモンスターユーザーとそれに加担し、ユーザーを煽り、ユーザーからたっぷりと報酬を得る建築士とそれらを弁護する弁護士・・。

建物や構造物の安全性や人命よりも保身しか考えていない建築士・・。
 屁理屈に次ぐ屁理屈で安全だと言い張る建築士。

怒りを通り越して悲しくなってきます・・。
真っ当に生きていきましょうね!

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2017年8月1日火曜日

7月に読んだ本です

ビジネス系、自己啓発系が好きなようです。
仕事に関連する本も読まないと・・・。

・多動力:堀江貴文
 →かさこさんのブログで紹介されていたので読んでみました。
  めちゃくちゃ面白かったです。とても読みやすい。
  ホリエモンの本は初めてでしたが、今までの固定観念が一変
  するすることが多々ありました。若干偏った考え方もありま
  すが、そこは各自の判断で。


・魔法のコンパス 道なき道の歩き方:西野亮廣
 →こちらも、かさこさんのブログで紹介されていたので読んで
  みました。お笑い芸人キングコングの西野さん自体、あまり
  好きではありませんでしたが、本を読んでかなり好きになり
  ました。人生を良く考え判断しているのだと。
  各所に笑わせようとしている様な表現もありますが、正直
  面白くはありません。お笑い芸人より作家、まちづくりなど
  が向いているのかも・・。

・必ず食える1%の人になる方法:藤原和博
 →上記西野さんお勧めの本だったので読んでみました。
  上記2冊のネタ元になっている様な内容がいくつかありま
  した。仕事で使えそうなネタ、事業の方向性など参考に
  なります。

・人生の勝算:前田裕二
 →こちらも、西野さんお勧めだったので読んでみました。
  個人のサクセスストーリー的な内容です。表現方法が難しい
  箇所や知らない単語が多々あり、意味を調べながら読み進め
  ました(個人のレベルの問題かも)。全体を通してまあまあ
  の内容でした。上記3冊が面白かったので・・。

・伝え方が9割②:佐々木圭一
 →初版の「伝え方が9割」が面白かったので②も買って数年
  熟成されていました。内容は初版の復習と新規内容が
  ちょっとだけ。初版ほどの衝撃はありませんでしたが日常
  でも仕事でも使えそうな伝え方は多々ありました。

・自分を操る超集中力:Daigo
 →僕に最も足りていない集中力、それがどのようなもので、
  どのように活用すれば良いのかがわかりやすく解説されてい
  ます。早速、集中力を活かす方法を試し始めています。
  結構使えます。

・「好きなことだけやっていきていく」という提案:角田陽一郎
 →これも、西野さんお勧めの本。上記ビジネス書に内容がよく
  似ている。成功している人たちは同じようなことを考えてい
  るのだということが良く分かりました。「好きなことを仕事
  にする」ことの認識が変わる内容で参考になりました。

・エグゼクティブダイエット:土井英司
 →現在ダイエット中なので、参考になることが多々ありまし
  た。早速筋トレを実施中。食事の取り方も若干参考になり
  ます。ただ、ビジネスマンはランチ、夜の会合など、食事
  制限できないことがあるため、朝食を抜いて調整という
  考えはわからんでもないけど真似はしません。

7月の中旬から突然、本を読めるようになってしまった!
(本が普通に読める人には理解できないかもしれませんが、読みたくても読めないのです。文字が頭に入ってこない、眠くなる、気が付くと寝てる・・。)

今までは年間1冊か2冊しか読まなかったのに、ダイエットでジョギングをし始めてから(たぶん)急に本が読めるようになりました。

せっかくなので、読んだ本の内容を忘れないように、そして勝手な評論で皆様にお伝えして行きます。
8月も読んだ本を紹介します。きっと、忘れなければ・・。

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8月の予定です

いつもながら申し訳ありませんが、関係者の皆様スケジュール確認をお願いいたします。

8月 2日(水)「構造塾」広島(広島市)
8月 3日(木)「構造塾」九州(福岡市)...
8月 4日(金)安成工務店一日集中講座(下関市)
8月 8日(火)「構造塾」東北(盛岡市)
8月 9日(水)「構造塾」かがわ(高松市)
8月10日(木)建築士会湖北地域会
        一日集中講座(長浜市)
8月17日(木)「構造塾」ながの(松本市)
8月18日(金)「構造塾」北陸(金沢市)
8月22日(火)「構造塾」群馬(前橋市)
8月23日(水)Keypoint版「構造塾」(恵那市)
8月24日(木)「構造塾」新潟(新潟市)
8月25日(金)「構造塾」プレセミナー(浜松市)
8月28日(月)「構造塾」プレセミナー(甲府市)
8月29日(火)「構造塾」プレセミナー(都内)
8月30日(水)住まいの構造改革推進協会版「構造塾」(横浜市)


「構造塾」講座はお試し参加可能です。参加希望の方は、ご連絡ください。
・メール:info@kouzou-cram.com(構造塾事務局)
・Facebookメッセージへ

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2017年7月18日火曜日

木造住宅は誰のためにつくるのか?

先日、ある工務店の社長と話しました。

 地域密着で木造住宅をつくっています。

 性能面は、これといって特徴無し。耐震性能、省エネ性能すべてが不明確・・・。
でも、一生懸命?まじめに?木造住宅をつくっています。


そこで、長期優良住宅の話をしました。
耐震性能、省エネ性能、劣化対策などなど、性能面が明確化します。金利優遇・税制優遇があります。グリーン化事業があるため補助金も利用できます。
お客様にとってメリットたくさん。このメリットが工務店にとっても売りになります。

ところが、
「長期はまだいいかな?難しそうだし」


なんじゃそりゃ!!


お客様は数十年のローンを抱えるんですよ。
家族が幸せに住み続ける夢みる住宅ですよ。
震災時には命を守るべき住宅ですよ。

なのに、「まだいいかな」って、何が「まだ」なんですか?
いつになればいいんですか?

 「難しそうだし」って、勉強しましょ!
難しくないから!

こんなかるーい感じで「住宅」をつくっていませんか?
住宅は消耗品じゃないですよ。

 失敗したら買い替える、
飽きたら買い替える、
そういうものじゃありません。

もっと責任感をもってつくりませんか。

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根拠はないけれど割合の話

住宅着工数が50%減!
こんな状況になると大変ですよね。

売り上げが半分になってしまう!
などと考えるかもしれません。

でも、これってそんなに影響することなのでしょうか??


年間100棟や1000棟、10000棟も住宅をつくっている会社は影響あると思いますが、
しかし、年間5棟、10棟の住宅をつくっている会社であればあまり影響ないのではと思ってしまいます。


で、蓋を開くと、
 着工数が減らないように努力をした100棟から10000棟クラスの会社が平均20%減、努力をせず、着工数が減るから仕事が減るはずと思い込み努力をしない会社が80%減、
全国平均してみたら50%減、こんな状況になってしまうのではないでしょうか。


そもそも、年間5棟、10棟であれば、例年同様5組、10組のお客様がいれば全国平均の住宅着工数減に影響されないと思っています。

とうぜん、そのための努力は必要です。

甘い考えなのかな?

 根拠はさほどありませんが、そう思います。

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2017年7月8日土曜日

定食屋とこだわりのラーメン店

 工務店はもっと「こだわりのラーメン店」のように得意な住宅造りをどんどん前面に出していくと、独自性が見えてくると思います。

でも、沢山のお客様が顧客になるよう「定食屋」をやりたがります。
あれもこれも何でもできる。
それって、何が得意なのか全く見えてきません。


定食屋よりダメなのは、
・あなた好みの食べ物をなんでもつくりますよ
・味もあなた好みにしますよ
・だから何か食べたいものを言ってください
こんな定食屋はメンドクサイし、どんな味の食べ物を作れるのかわからないから期待感も少ない・・・。

だからもっとお客様に期待してもらえるような「こだわりのラーメン店」が良いと思います。

そして、基本の味は決めましょう。その味がおいしければファンができます。
基本の味はお客様に決めてもらうものではありません。
だからと言って、好みも聞かず押しつけも良くありません。

むかしと違って家造りは変わっています。
「この地域ではこの工務店に家をつくってもらう」
という形態はなくなりました。
「この地域ではこの工務店に家をつくってもらう」
時代では、工務店は何でもつくれる定食屋である必要がありました。

でも今は違います。
情報があふれているため、お客様は自分好みの家をつくってくれる会社や事務所を調べます。
だから、独自性をだして情報発信する必要があります。

情報発信しないで、仕事がないと言う方が多いと思います。
「こだわりのラーメン店なんて人が来ない!」
「だれもラーメンつくってほしいと言ってこない」と・・・。

そうですよ、来るはずありません。
「僕は誰にも負けないくらいおいしいラーメンが作れる、でも僕にラーメンをつくってほしいと言う人がいないからお店を出せない」

こんなことを言っているのと同じです。
だから、お店を出して、情報を発信しないと。
と、思います。

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2017年7月6日木曜日

構造設計者と意匠設計者のおかしな会話

木造住宅業界でよくあるおかしな会話です。

 意匠設計者より、
「この物件のお客様は予算があるので構造計算お願いします」
といって構造計算依頼が来ます。


おかしいですよね?

お客様の予算が少ない場合はどうするんですか?
と聞くと意匠設計者より、
「予算がなければ構造計算しません!」
「そんなことはお客さなには伝える必要ありません、だって予算がないのだから!」
と、平然と言われます。

耐震性能はどうやって確認するの?
お決まりの経験と勘ですか??
(以前書きましたが、構造計算をしたことのない方には、そもそも経験はなく、当然勘も働きません)

こんなおかしな会話が構造設計者と意匠設計者の間では行われています。

■何がおかしい会話?
■だって予算がなければ構造計算費用が出ないのだから仕方がないでしょう!

もし、本気でそう思っているのならば、以前書いた建築士の責務や倫理観をよく読んでください。
耐震性能などの構造安全性は予算の有無で「やる」、「やらない」を決めるものではありません。
必ず計算して安全性を確認する必要があります。

それでもわからなければ、構造計算を「断熱材」に置き換えて考えてみてください。
「予算があるから断熱材を入れる」
「予算がないから断熱材は入れない」
「そんなことはお客様に伝える必要ありません、だって予算がないのだから!」
こんなことは絶対にしませんよね。
予算の大小に関わらず断熱材は必ず入れますよね。

こんな低レベルの会話はもうやめましょう。
建築士なんですから・・。
予算の大小で決めるのは、耐震等級レベルや制振装置の検討などではないでしょうか。

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2017年7月5日水曜日

構造に関する勘違い

木造住宅の構造安全性について勘違いされていることがあります。
それは、以下の通り。
■柱や梁など部材の断面算定はプレカット業者が構造計算しているはず
■地盤の安全性や基礎については地盤業者が安全性を確認しているはず


皆さんも、このように思っていませんか?

そもそも、木造住宅に限らず建築物の構造安全性を確認するのは建築士の責任です。

プレカット業者や地盤業者の方々は、建築士のためにボランティアや慈善事業で構造計算はしません。

構造計算の依頼もせず、計算費用も支払わず、責任だけは取れ!などという勝手な都合で誰も構造計算はしません。

最近は、構造計算を標準としているプレカット業者もありますが、通常は建築士から依頼もされず構造計算を行うことはありません。
そんな話をすると、「あいつらにやらせる!」という建築士が多くいます。

プレカット業者も地盤業者も「あいつら」ではありませんし、建築士ができない計算を「やらせる!」という依頼のしかたもおかしいと思ってください。


なぜ、自分ができない構造計算をそんなに上から目線で命令するのか、そのおかしさを知ってください。


そしてもう一つの勘違い。
「計算してなくても、部材寸法が間違っていたり、地盤判定に間違いがあればプレカット業者、地盤業者に責任を取らせる」

こんなふうに思っていませんか?

 彼らは建築基準法上の設計責任はとれません。

プレカット業者から出てくる伏図、地盤業者から出てくる地盤調査結果、地盤の評価・判定、地盤補強の設計など、これらの図面や書類に「建築士事務所の名称や登録番号、建築士の氏名や登録番号」はありません。

だから依頼者である建築士に承認をもらいます。
そこで、依頼者である建築士の設計責任となるわけです。

なので、安易に承認をしないことです。
自分自身で安全性に問題がないか計算や検討をするか、
構造計算をプレカット業者、構造設計者に依頼するか、
何らかの方法で、設計責任が取れるようにして下さい。

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2017年7月4日火曜日

7月の予定

7月の予定です。
関係者の皆様、いつもながら予定の確認をお願いいたします。
また、「構造塾」は初めての方向けに「お試し参加」もできます。興味のある方はご連絡ください。
Facebookメッセージで構いません。
よろしくお願いいたします。


7月 3日(月):AM 東海木造住宅協会セミナー(岐阜市)
7月 3日(月):PM「構造塾」名古屋(名古屋市)
7月 5日(水):「構造塾」東京(都内)
7月 7日(金):福井コンピュータセミナー(さいたま市)
7月10日(月):パナソニック研修(掛川市)
7月11日(火):ナイスセミナー(横浜市)
7月11日(火):リフォーム産業フェア(都内)
7月12日(水):「構造塾」高松プレセミナー(高松市)
7月13日(木):「構造塾」松山(松山市)
7月14日(金):AM「地盤構造塾」大阪(大阪市)
7月14日(金):PM「構造塾」大阪(大阪市)
7月19日(水):「構造塾」北海道(札幌市)
7月20日(木):Keypoint版構造塾(恵那市)
7月24日(月):パナソニック研修(宇都宮市)
7月25日(火):ツーバイフォー協会セミナー(都内)
7月27日(木):パナソニック研修(新潟市)
7月28日(金):「構造塾」岡山(岡山市)
7月29日(土):南海大地震復興相談準備室
        プロ向けセミナー(高知市)
7月30日(日):AM一般ユーザーセミナー(高知市)
7月30日(日):PMプロ向けセミナー(高知市)

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住宅業界と自動車業界の違い

いきなりですが質問です。

 今、皆さん車を持っていません。しかし、すぐに車が必要で買わなければいけません。どんな車を買いますか?


それぞれ、費用、用途などを考え買うべき車がイメージできたと思います。

例えば、軽自動車、低燃費車、ワンボックス、SUV、高級車などなど結構具体的にイメージできるはずです。
なので、軽自動車を買おうと思う人はベンツを見に行きませんよね。
それは、自動車業界は車の費用と種類を明確に分けているため車を買おうとしている人も費用と種類をおおよそ理解しているからです。

ところが住宅業界はどうでしょう?

軽自動車から高級車まですべてが同じ土俵にあるように見えます。

だから、予算は軽自動車の人も本気でベンツが買えないのか悩みます。
そしてベンツの営業マンにベンツが軽自動車の予算で買えないか相談し、営業マンも仕事欲しさに本気で何とかならないか悩みます。

これが住宅業界ではないでしょうか。

自社の独自性が明確ではないため、このような状況になっています。

全国各地でたくさんの住宅業界の方とお会いします。
多くの方は地域密着で仕事をしています。
そしてローコストメーカーを脅威に感じています。

ローコストメーカーは軽自動車メーカーだと思えば答えは簡単で、地域密着で軽自動車じゃない車をつくれば脅威に感じる必要はありません。

その代わり、どんな車でもつくれます!ってのは、独自性が見えないのでお客様からも選ばれません。

各地で忙しい会社は、独自性が明確です。

ぜひ、どんな住宅つくりが得意なのか、予算はどの程度かなど明確にしてみてはいかがでしょうか。

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2017年7月1日土曜日

ユーザーセミナーで伝えていること

一般ユーザー向けセミナーで伝えていること
(家を建てようとしている方をユーザーとここではとユーザー表現します)

ユーザー向けのセミナーも建築士向けのセミナーも、実は同じ内容を話しています。
構造はそのくらいかみ砕かないと建築士にも理解しにくいということです。


ユーザー向けセミナーではよく、
「家を建てる皆さん(ユーザーさん)が勉強して下さい」
「そして良い業者を選んでください」
みたいな話が出ます。

僕は、それは無理だと思っています。

ユーザーがいくら勉強しても、何十年も経験と勘で(実は無いけど)家をつくっている(一応)専門家には必ず都合よくごまかされます。

こんな風に・・・。
■「耐震等級3の家はつくれますよ、でも壁ばかりで窓がなくなるからやめた方が良い」
■「耐震等級3の家はつくれますよ、でも構造計算費用は無駄なので、無駄な構造計算はせず同等の性能の家をつくります」
■「長期優良住宅はつくれますよ、でも補助金をもらえても構造計算費用や認定などの費用でなくなるから意味がありません。だから無駄な費用をかけず長期優良住宅同等の性能の家をつくります」

構造に関してもこのくらいですから、省エネなど考えるとどれだけ都合よくごまかされていることか・・・。

そこで、ユーザーセミナーの最後に伝えていること。
■良い家を手に入れるには業者選びが大切
■耐震等級3の過去物件の構造計算書を見せてもらう
■長期優良住宅の過去物件の構造計算書他、資料を見せてもらう

これを伝えるだけで、かなり業者を選別出来ます。

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建築士の責務と倫理観

学校で学ぶ建築、建築士の受験で学ぶ建築、どちらも
「建築士としての責務」、
「倫理観」
を伝える時間がとても少ないと思います。

だから、建築士は建築建築物は命を守るもの、財産を守るものという感覚が薄いのかもしれません。

構造の勉強では、構造力学や一般構造を断片的に学びますが、それらを繋げて構造計算を行う道筋は学んだ記憶がありません。


意匠設計の勉強では、シンプルで構造安全性を考えた設計よりも奇抜でデザイン性に富んだものがほめたたえられます。

だからといって、社会に出ても建築士としての責務や倫理観を学ぶことは皆無で、命を守る、財産を守るという感覚が薄いまま業務が行われます。

特に木造住宅は家族が最も長い時間を過ごす場所なのに、建築士をはじめ設計や施工に携わる方々が命や財産を守るための建築物を造っている感覚は薄いと思います。

建築の教育そのものも考えるべきことがたくさんありそうですね。

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価格の決め方にギャップがありますよ

■四号建築物の構造計算(許容応力度計算)費用は1棟当たり20~25万円(税抜き)です。
■スウェーデン式サウンディング試験(地盤調査)費用は1棟当たり3万円(税抜き)です。
これを見てどう思いますか?

・構造計算費用が高い!
・もっと安く構造計算してくれるところはある
・地盤調査はもっと安くできる
などなど、こんな意見があると思います。

その相場はだれが決めていますか?

お客様ではないですよね。
木造住宅業界の方々が、勝手に決めている相場です。

例えば、25万円の構造計算と10万円の構造計算は同じレベル、同じ内容だと思っていますか?
例えば、スウェーデン式サウンディング試験の作業量を理解して3万円が高いと感じていますか?

詳細な内容も理解せず、ただただ高額だと決めているように感じます。

確かに価格を安く抑えれば利益率は上がります。
それも業者目線。大切ねことですが・・。

でも、構造計算や地盤調査の内容どうあれ、価格を安く抑えることがお客様のためという発想は考え直してみてください。

ユーザーセミナーを行うと、構造計算や地盤調査の内容と費用をよく聞かれます。
お客様の反応は、
・建物費用に比べて安すぎる
・構造も地盤も大切なのに安すぎて不安

こんな感じです。

なので、構造計算も地盤調査も今以上に内容を充実させて、費用をしっかりともらうことで差別化ができると考えています。

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2017年6月25日日曜日

セミナーや講演会で思うこと

セミナーや講演会で思うこと

 セミナーや講演会で講師として話すとき、いつも思っていること、伝えていることです。

■開始時間になっても受講者が全員来ていないとき、開始時間を遅らせる方がいますが、それは違うと思います。時間通りに来ている人よりも遅れてくる人に時間を合わせる必要はありません。よって、いつも時間通りにスタートします。

■初めから聞く態度無し、初めから寝る、このような人は勝手に寝てくださいと言います。会社の貴重な時間を使っているのに、その価値がわからない人に伝えることはありません。できれば会場の外で寝てほしいものです。


■しかし、聞く気満々で来たのに眠らせてしまうのは講師の責任です。小さな声でぼそぼそとしゃべり、受講者の顔を見ない、資料だけ読んでいるなどなど、これは受講者の貴重な時間を奪う失礼な講師です。講師を受けたのならば考えるべきことです。

■講師ができることは伝えること、気が付いてもらうことだけです。その気づきから考え、行動するのは受講者です。そのことを伝えるようにしています。

■受講者の多くは学生時代の勉強経験から、資料に線を引き、講師の言葉をメモして覚えようとします。大切なことは覚えてテストで良い点をとることではありません。今行っている実務と照らし合わせ、差異はないか、あるならどのように改善するかを早急に考え行動することです。とも伝えます。

■資料を見やすく分かりやすくは当然ですが、受講者が完全に理解できない一つにイメージできていないことがあります。講師の言葉は日本語なので分かります。しかしその言葉の意味がイメージできていないとすぐに忘れます。よって、分かりやすい資料、わかりやすい言葉、そしてイメージを伝えることが大切です。

■セミナーや講演会のポイントをはじめに伝える。そして全体像をイメージしてもらいます。

■大切な部分は「ここが大切!」と伝え、繰り返し繰り返し説明します。

■一方的に本を読むように話すのではなく、受講者と会話をするように話す。自分(講師)が思っていることを伝え、受講者はどう思っているのかを考えてもらいます。

■受講者の時間感覚を狂わせる。あっという間に時間が過ぎたと思ってもらえるような内容と話し方を考えることも大切です。

まだまだたくさんなりますが、こんなことを取りまとめ中です。そして「構造塾」特別編として伝え方講座を開催したいと思います。

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四号特例廃止ではなく・・・

「四号特例廃止」というと、実はとても範囲が広く廃止されると面倒だと思われる(基準法を良く理解した建築士限定かも)。

でも、考えていることは四号建築物の「構造規定の図書省略廃止」なんだということを整理できた。

これからは、四号特例廃止ではなく、
「四号建築物の構造規定図書省略廃止」を明確に訴えていくことにしようと思います。


これに関しては、実際に壁量計算、四分割法、N値計算を行っている設計者も多いので、四号特例廃止という大枠よりも抵抗感がないのかもしれません。

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2017年5月31日水曜日

6月の予定

6月の予定です。

 関係者の皆様、いつもながら日程確認お願いします。
「構造塾」参加希望の方は、お試し参加可能です。連絡をください。

6月 1日(木)モック「構造塾」一日集中演習講座(越谷市)...
6月 6日(火)「構造塾」東北(盛岡市)
6月 7日(水)住まいの構造改革推進協議会「構造塾」
      (東京都)
6月 8日(木)ウッディーワールドのざき「構造塾」プレ
      (岡山市)
6月10日(土)森大建地産ユーザーセミナー(津市)
6月11日(日)第一建設セミナー(伊豆の国市)
6月13日(火)パナソニック研修(名古屋市)
6月14日(水)「地盤構造塾」(東京都)
6月15日(木)「構造塾」北陸(富山市)
6月16日(金)「構造塾」ながの(松本市)
6月19日(月)パナソニック研修(浜松市)
6月20日(火)タマホーム研修(大阪市)
6月21日(水)Keypoint版「構造塾」セミナー(恵那市)
6月22日(木)「構造塾」新潟(新潟市)
6月26日(月)パナソニック研修(宇都宮市)
6月27日(火)「構造塾」群馬(前橋市)

「構造塾」お試し参加希望

メール:info@kouzou-cram
TEL:025-228-0088(構造塾担当:佐久間)
または、Facebookメッセージまで

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2017年5月29日月曜日

新耐震基準の木造住宅の耐震性能検証法

国交省より「新耐震基準の木造住宅の耐震性能検証法」が発表されました。
http://www.mlit.go.jp/report/press/house05_hh_000662.html

今までの耐震診断基準は「2012年改訂版木造住宅の耐震診断と補強設計」で、主に昭和56年6月の基準法改正前の物件を対象にしていました。

昭和56年6月に基準法が改正され、「新耐震基準」となり、木造住宅の耐震性能は向上したため、耐震診断上は新耐震基準の木造住宅は耐震性能があるものと考えられていました。
ところが熊本地震で新耐震基準の木造住宅が被害を受けている状況を鑑み、今回の検証法が策定されたようです。

簡単にまとめると、
①新耐震基準である昭和56年6月~平成12年5月までの木造住宅の耐震性能を検証する方法ができた
(平成12年6月以降の木造住宅は最新規準で耐震性能が高いと考えられている)
②今までの耐震診断基準よりも簡易的な方法としている
③検証方法その1「所有者等による検証」
 住宅所有者等(施主など)が簡易的な4項目のチェックによる耐震性能の有無を確認する
④耐震性能が不足となれば専門家による耐震診断を行う
⑤専門化による耐震診断は現場確認なしで図面や写真による一般診断法でOK
こんな感じです。

ある意味、新耐震基準の木造住宅用の耐震診断検証方法ができたということは画期的なことです。
手法は賛否あるでようが・・。

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2017年5月3日水曜日

第三者検査について

第三者検査について

建築の施工時に第三者検査を受けることがあります。
瑕疵保険の検査も第三者検査です。

第三者の検査員に現場の状況を検査してもらう、こんな安心ありません。...
って、思っていませんか?


検査内容をよーく確認してみてください。

例えば基礎の配筋検査、第三者検査は建築基準法の適合、構造安全性の確認、瑕疵保険であれば設計施工基準の適合を「検査合格」としているわけではありません。

あくまでも、設計者からもらった基礎の図面と現場との「整合確認」に対して、整合チェックをしているだけです。

 図面通り現場ができていれば「検査合格」なのです。

よって、設計者が構造計算もせず、基礎のスパン表も使わず、経験と勘(構造計算経験のない人に経験の勘もありませんが)で描いた基礎の図面は建築基準法に適合していなくても、構造安全性の確保ができていなくても、瑕疵保険の設計施工基準に適合していなくても、第三者検査は「合格」します。

また、第三者検査合格により、第三者検査員に設計責任が行くわけではありません。

 第三者検査が設計責任を取ってはくれません。

第三者検査の意味を理解してください。

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「構造塾」全国各地でスタートします!

「構造塾」講座が各地でスタートします。

5月10日(水)「構造塾」広島
5月11日(木)「構造塾」九州(福岡市)
5月17日(水)「構造塾」東京
5月18日(木)「構造塾」名古屋...
5月22日(月)「地盤構造塾」大阪
            「構造塾」大阪
5月23日(火)「構造塾」四国
5月24日(水)「構造塾」新潟
5月26日(金)「構造塾」北海道


さらに、会場追加のお知らせです。
「構造塾」群馬を6月27日よりスタートします。

7月には、岡山県・香川県で会場追加予定です。
静岡県も検討中です。

こんなに会場を増やしてスケジュールが大丈夫か不安はありますが、とにかく全国各地で構造塾を開催します。

皆様のご参加お待ちしております。

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2017年4月3日月曜日

四号特例廃止について

四号特例廃止は、僕にとって、構造塾にとっての最大のミッションだと勝手に思っています。

・四号特例は廃止しなくても設計者が耐震性能の高い木造住宅を設計すればいいだけのこと
・熊本地震のように震度7の繰り返し地震には耐震等級3が必要で、...
 四号特例を廃止して仕様規定を順守したって足りない


などなど、ごもっともな正論をよく言われます。

 残念ながら造木住宅業界は、その正論通りに考え、責任感を持ち、本当にお客様のことを考えた設計や施工はできていません。

 今後もできそうにありません。

だからこそ、四号特例を廃止して「義務化」により強制的に耐震性能を高めなければ、木造住宅の地震倒壊被害はなくなることはありません。

・そんな設計者、そんな会社は「いずれ淘汰される!」

働き始めた二十数年前からそれは聞いていました。
しかし、そんな設計者も、そんな会社も淘汰されず生き続けています。
仮に淘汰されたとしても、淘汰されるまでの「いずれ」の間にも耐震性能の不明確な木造住宅を造り続けることになります。

建築基準法を改正するには色々なシガラミや損得がありすぎて、それらが家を建てる方々の命よりも優先されているように感じます。

そうであれば、もう少し小さな範囲で改革ができるのではと思っています。ここ最近数名の方より同じようなヒントを頂きました

例えば「都道府県条例」で確認申請時に四号建築物仕様規定の検討を添付義務化する。

 実質、四号特例廃止です。

すでに実施しているところがいくつかあり、設計者はしっかりと対応しています。
これかもしれない!と、思っているところです。

一体何から手を付けて良いのかわかりませんが・・、
希望が少し見えてきたようにも感じています・・。

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2017年3月31日金曜日

「直下率」の大切さ その2

柱や耐力壁が上下階で揃っている割合を直下率といいます。

熊本地震以降、直下率の話題が出ています。...

 ・木造住宅の倒壊原因のひとつが直下率である
 ・直下率は地震による倒壊原因ではない。


などなど、様々な見解があります。
そこから懸念される問題点を「その1」では話しました。


続きです。

そもそも、建物を造るときの根本を考えてみましょう。

建物を造るときの基本中の基本は直下率を良くすることです。
「直下率を良くすることは建築基準法にない!」
と、言われることがありますが、あまりにも基本的なことであるため、そんなことは規定するまでもないのです。
(規定がないから何でもよい、という発想もやめましょう)

いつから、在来軸組構法の設計者は直下率が悪いことの言い訳ばかりするようになったのでしょうか?
 ・在来は自由設計だ
 ・お客様の夢をかなえたら直下率が悪くなった
 ・直下率など考えていたら私のデザインが崩れる

自由設計とは自由度が高いだけで、デタラメな設計ではありません。
お客様は直下率が悪い家を造ってほしいという夢を描いていません。
勘違いしないでください、デザイナーではありません、建築士です。
勘違いしないでください、あなたの作品ではありません、お客様の大切な住宅です。

いつから、在来軸組構法だけが直下率を無視してよいとなったのでしょうか?
 ・水平構面を強くすれば大丈夫
 ・横架材を大きくすれば大丈夫

そんなことは構造計算すれば計算上安全性が確保できることはわかっています。

そういうことではありません。

直下率が悪いことにより、強く作った水平構面
直下率が悪いことにより、大きくなった横架材

この影響によるコストアップは誰が支払いますか?
すべてお客様です。
直下率の悪い設計をした設計者は全くコストアップの影響を受けません。

これも忘れてはいけません。

まずは、基本に立ち返りましょう。
直下率を良くすることから在来軸組構法を設計してみませんか。

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「直下率」の大切さ その1

柱や耐力壁が上下階で揃っている割合を直下率といいます。

熊本地震以降、直下率の話題が出ています。

・木造住宅の倒壊原因のひとつが直下率である。...
・直下率は地震による倒壊原因ではない
などなど、様々な見解があるようです。


結局のところ、どうなのでしょう?

もう少し、説明が必要です。
・木造住宅の倒壊原因のひとつが直下率である。
→水平構面が弱いと上下階のずれた耐力壁は地震力を伝達できません。
    よって、直下率が悪く水平構面も弱いと倒壊原因になる可能性大です。

・直下率は地震による倒壊原因ではない
→直下率の悪さだけが問題ではなく、水平構面との組合せです。

このように、直下率の悪さと水平構面の弱さはセットで考える必要があります。

その他にも、倒壊原因は多々あると思います。
・耐力壁直下率が悪いと、2階耐力壁は床は梁のみで支えられます。この耐力壁を支える梁断面が小さいと、梁の上にある耐力壁は耐力を全て発揮できない。

こんなことも考えられます。

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2017年3月12日日曜日

木造住宅の耐震性能は三世代にわかれている

東日本大震災から6年。
熊本地震から間もなく1年
阪神淡路大震災から22年
その間も各地で地震が発生しています。


木造住宅の耐震性能が大切なことは、誰もが知っています。
しかし、耐震性能を確実に計算で示している木造住宅はまだまだ少ないと思います。

木造住宅の耐震性能は三世代にわかれています。
■1981年基準法改正前の「旧耐震」
■1981年から2000年基準法改正までの「新耐震」
■2000年基準法改正後の「現行基準」

1981年の基準法改正で、令46条壁量計算の地震力に対する必要壁量算出用の床面積に乗ずる数値と壁倍率が現在の数値になりました。

しかし、1995年阪神淡路大震災で、耐力壁の配置バランスの悪い建物の倒壊、耐力壁両端柱の柱頭柱脚が抜けることによる建物倒壊がありました。
そこで、2000年の基準法改正で、壁量計算に加え、耐力壁の配置バランス「四分割法」、耐力壁両端柱の柱頭柱脚接合方法「N値計算」または「告示による方法」他が加わりました。

この「三世代の木造住宅」を見て、多くの設計者は
「2000年以降にできた木造住宅は安全だ」
と何故か思っているようです。

法律が改正されても、改正された法律を理解し、構造検討などをしなければ耐震性能は何も変わっていません。

 四号特例の誤解が、未だ続いている木造住宅業界では、2000年以降の木造住宅がすべて現行基準を満たしているとはとても言えません。


木造住宅の耐震性能を本気で考えましょう!

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2017年3月11日土曜日

津波と耐震性能について

津波被害に関する大きな誤解。
東日本大震災において、津波が甚大な被害をもたらしました。
その影響で、先日高知県で聞いた話では、津波で木造住宅は流されてしまうから耐震性能を良くしても意味がないと思っている方が多いようです。
この話は、東日本大震災後にもよく聞きました。
...
では、本当に津波の被害がある場所では木造住宅の耐震性能が不要なのか??
これは大きな間違いです。
耐震性能の低い木造住宅は、地震により倒壊する可能性があります。仮に倒壊した木造住宅に挟まれてしまった人は、その後に襲ってくる津波から逃げることすらできません。
それと、耐震性能の低い木造住宅は地震で倒壊し、道路を塞いでしまう可能性もあります。
そうすると、高台や避難施設に津波から逃げようとする人たちの避難経路を塞いでしまいます。
このように、津波の恐れのある地域であっても木造住宅の耐震性能を確保することは必須なのです。
そして先日、高知県で見つけた避難タワー。津波が来た時に避難する場所です。
しかし、避難タワー周辺の木造住宅の耐震性能が低い状態だと、避難タワーに行く道がふさがれることも考えられます。
ぜひ、木造住宅の耐震性能を本気で考えてください。
新築では、構造計算や構造検討により耐震性能を明確にして下さい。
既存木造住宅は耐震診断、補強設計を進めてください。
*熊本地震現地調査報告セミナー、構造塾オープンセミナー内容の抜粋です。


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